ビジネスデューデリジェンス

これまで企業価値を算出するためのデューデリジェンスと言えば、ほとんどは財務デューデリを指していました。
しかし財務上の企業価値をいくら計算しても、利益を生み出すオペレーションと組織力を評価しない限り、正しい企業価値の算出は不可能だと考えます。
また、オペレーション上の問題を正確に把握し、根本原因の除去を行うための正しい対策を立案することで、問題解決時の改善余地を定量的に見極めることが可能となります。
これらの分析を通じて企業が持つ本来の価値を算出することが可能になると私共は考えています。

 

再生計画およびV字回復へ向けた戦略立案・策定

短期的な業績を改善するため、キャッシュフローにマイナスの影響を与えている営業上の問題点を見極めます。
キャッシュの不要な流出は企業経営にとって致命傷となるため、早急に止血策の立案を行います。
また将来に向けた回復シナリオを描くためにも、マーケティング戦略の立案は必須となります。

再生計画・戦略の実行/実現支援

再生計画を実行する際に重要なことはスピードです。問題解決に時間がかかればかかるほど再生計画の実現から遠ざかってしまいます。働いている従業員の方々も「いつになったら収益力のある会社に生まれ変われるのか?」と計画自体に不信感を持ち始めてしまいます。ですので、計画の実行から完了までは半年を目処にすべきと考えています。
また事業の収益力を維持できるよう、組織を動かすマネジメント力の向上を図ります。マネジメント力とは、目標設定力と問題解決力だと考えており、私共がご支援させていただくことで、再生計画の実現可能性を飛躍的に高める事が可能になります。

資本性資金導入(再生ファンドなど)のご紹介・マッチング

再生コンサルティングを通じて様々な資金の出し手であるファンド様とも協業して再生を支援するケースが多くあります。
再生アプローチの一つとして外部からの資本性資金の導入が効果的な場合もあります。特にいくら立派な成長戦略を立案しても、それを実現させる資金がなければ、結局は絵に描いた餅になってしまいます。
また成長戦略の一環としてM&Aが有効な場合もあり、買収企業の選定や企業価値算出、マッチングなども行います。

ステークホルダー(銀行など)との調整を図るアドバイザリー

資金繰りが苦しく再生計画の実現が困難な場合は、金融機関様のご理解を得てリスケを実現する方法があります。
2009年に産活法が改正になり、将来への設備投資や事業に必要な運転資金を、独立行政法人中小企業基盤整備機構が50%(最大70%)まで保証するスキームができました。このようなスキームを適用することで新たな融資を受けることができます。
なお、当社はいち早くこのスキームを使い支援企業様に適用することができました。

その他再生にかかる各種支援

当社のネットワークは企業再生に必要な、会計士、税理士、弁護士、金融機関出身者、一部上場企業の経営者がおりますので、必要に応じて適切な支援をご提供できる体制を整えております。

 

 

会社概要事業内容コンサルティングお問い合わせ